捻挫

足首捻挫の応急処置

投稿日:2020年5月5日 更新日:

足首捻挫の応急処置まとめ

一般的な捻挫の処置

RICE処置は

Rest (安静)
Ice (冷却)
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)

この4つは、超有名です。

簡単にいうと

「足あげて、冷やして、寝といて」 

ということになります。

アイシングの方法

用意するもの

安いビニール(スーパーや百均で売ってる)
(コンビニ可)
弾性包帯(タオル可)

クルっと縛って、結んで下さい。

ビニール袋が「とても薄いもの」を選んでください。

患部の熱を、一気に取ってくれるのでベストです。

あとは、外くるぶしなどに巻くだけです。

足の場合は、氷バケツでも良いですよ。

回数について

1set 30分〜40分程度

※何回もやればやるほど治ります。氷は凍傷にはなりません。


次は、当院のアイシングの概念について

お伝えしていきたいと思います。

Ice(冷却)は氷の意味

RICEの中でもアイシングが大事です。

「氷嚢とかアイスノン」はなるべく控えて下さい

理由は

表面が分厚いので、皮膚との距離が遠いからです。

効率よく、患部の熱量(カロリー)を奪えません。

「氷が溶ける」と熱を奪います。この融解熱のおかげで

「氷」が多く熱を奪うことができます。

本質は「ICE」が一番大事なんです。

ちなみに、少しマニアックな話になりますが、

氷ので冷やして、リハビリする療法も存在します。

これをクライオセラピーともいいます。

まとめ

  • アイシングが一番大事
  • 1日に、何回アイシングやっても良い
  • なるべく薄いビニール袋がベスト
  • アイスノンや氷嚢より「氷」

足首捻挫は、通常2週間程度かかります。

その経過を、左右するのがアイシングです。

急性期に処置をしっかりすることが、後遺症を残さないコツになります。

不明な点があれば、ご相談下さい。

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