捻挫

足首捻挫にインソールいらない

投稿日:2020年4月26日 更新日:

 インソール意味ない!?

足の「ジャンパー膝」や「疲労骨折」や「シンスプリント」などがあります。よく聞く治療方法の一つが「インソール」です。通称、「足底板」とも言います。

インソールを挿入して、体のバランスを取ることにより、痛みを取る方法です。

理論としては、荷重バランスを変えて痛みを軽減するものです。

処方としては

「内側アーチ」を補強する
「横アーチ」をサポートする

この二つが多いかと思います。

当院も、外脛骨やオスグッドやシンスプリントなどに使用しておりました。

では、なぜ私がインソール否定派になったかを説明したいと思います。

インソールがいらない理由は「2つ」あります。

片足のみの処方がデフォルト

このせいで、「反対の足」に物凄く負担がかかることです。

二週間程度はインソールで、日常を送ることになります。

身体はバランスを取っています。

基本的には、片方に何かをすると必ず「代償動作」を学習します。

それにより、痛みは取れるかもしれません。

しかし、正しい動作が獲得されている訳では決してないのです。

だから、「痛み」が再発する可能性があります。

最悪は、癖が残ってしまうことです。

非常に、不自然な治療と思いませんか?

痛みがなくなれば、即復帰というのもよく見かけるケースがあります。

慎重に復帰しなければ何の意味もありません。

足のアーチが死んでしまう

現在の靴では、元からインソールのようなものが入っています。

ここにさらにインソールを引くと、足底腱膜が下敷きを引いた状態になります。

二重に邪魔をするわけです。これで、足のバネが全く無視されます。

ずっと、継続的に圧迫されている状態です。

これが本当に最悪です。大事な足のアーチを無視することです。

足と床の関係性によって、股関節や膝は成り立っています。

以上の理由において、私はインソールは不要と感じております。

現在、足の疾患でお困りの方はぜひLINE@にてご相談してみてください。

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