捻挫

リスフラン関節が治らない理由

投稿日:2020年4月29日 更新日:

『足の甲の痛みが見逃される理由』

「足首捻挫」の次に

一番見逃してしまう事が多いのが

「足の甲の捻挫」です。

正式名称

「リスフラン関節」  

「ショパール関節」

足首捻挫で多い「前距腓靭帯」の損傷に隠れて潜んでいます。

なぜなら、同時に損傷してしまうからです。

足首捻挫との場所が近いので、炎症や腫脹に埋もれて隠れてしまいます。

経験の無い人が見てしまうと、残念な結果になります。

足首捻挫として分類されてしまうのです。

さらに問題なのが、レントゲン上でも「異常は無い」ことです。

MRIまで取るドクターは、ほとんどいません。

2週間程度放置した後に、「足の甲の痛み」が引かない事に気が付きます。

その放置した後には「痛みや腫れ」が残ります。

「リスフラン関節・ショパール関節」は見逃してはいけません。

足首捻挫に関しては、慣れていても注意しなければなりません。

やはり、リスフラン関節の「軽視」が根底にあると思います。

骨折がなければ、基本的に「異常が無い」という考え方は

個人差や痛みの観点からしてもナンセンスです。

もっと、人を複合的に判断することが大事でなのです。

世の中の「CRPS」や「骨折後遺症」のような治らない人が多いです。

私は、この現実に胸を痛めています。

「足の甲が痛い」

「長期間に渡っている人」

判断ができる医療機関に受診をお薦めします。

現在の症状でお困りの方、私で良ければ色々ご相談下さい。

専門的な知識と60年の経験がお役に立てば幸いです。

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