捻挫

足首捻挫が治らない理由

投稿日:2020年4月22日 更新日:

f:id:havemyword:20181122145555j:plain

足首捻挫がなぜ治らないのか?

 原因が2つあります。

1つ目は

「リハビリ不足」

みなさんは、足関節捻挫が治癒する期間をご存知ですか?

通常で「2週間〜3週間程度」と言われています。

この期間の間には「急性期、亜急性期、慢性期」の3つのステージがあります。

これらは炎症のステージを急性期から順番に表しています。

例えるなら、大火事→中火事→ボヤ程度ですね(笑)

「急性期から亜急性期」に腫れが残存してしまうと、「慢性的」な痛みになるんですね。もちろん、自然治癒するケースもあります。

現代医学では急性期は固定し、安静にすることが基本です。

これは、どんだけ有名なドクターでもそうです。

しかし、伝統的な「骨つぎ治療」では、急性期から処置します。

そして、ずっと管理して患部を処置します。

徹底的な管理です。これが最速に治ります。

なぜなら余分な腫れを散らし、再吸収させること。

これが、後遺症を残さないために必須だからです。

実は、海外のトップ選手は急性期から治療を受けている人も多いです。

残念なことですが、急性期からこの国では「事なかれ主義」です。

積極的に治すこともなく、「将来の後遺症」のことなど考えてはいません。

言い換えると、「リハビリに向けての処置不足」という言い方になります。

2つ目は

「複合損傷だった場合」

捻挫が治りにくい場合は、次のケースがあります。

骨挫傷やリスフラン関節、ショパール関節などの捻挫です。

これらが見逃されている場合があります。

なぜかといいますと、「レントゲンのみの診断」が多いからです。

捻挫だけでは、MRIを取るようなところはなかなかありません。

 そして、「腱脱臼」などは腫脹にかくれてしまっています。

後から所見として、出てくる場合があります。

まとめ

「足首捻挫は治りにくい」と思われています。

見逃しやリハビリが背景として存在しています。

捻挫といっても、されど捻挫です。

捻挫をみれない、この国の現状にうんざりします。

現在、お悩みなどあればLINE@にて相談してみて下さい。

友だち追加

-捻挫

関連記事

摂津市で手首捻挫治らない人へ

こんにちは、院長の増田です。いつもブログへの、ご訪問ありがとうございます。「手首捻挫」に関して、よく耳にする言葉があります。「一ヶ月痛みが残っている」「いつまでも痛みがある」みなさん、よく聞きますよね …

捻挫は自然治癒する?

捻挫は自然治癒しません 怪我や捻挫をした場合に、9割は後遺症です。その理由を説明していきます。 まず、病院や整形外科では規模が大きい。良くも悪くも「ビジネスライク」です。言い換えると「時間制約」があり …

リスフラン関節が治らない理由

『足の甲の痛みが見逃される理由』 「足首捻挫」の次に一番見逃してしまう事が多いのが「足の甲の捻挫」です。正式名称 「リスフラン関節」   「ショパール関節」 足首捻挫で多い「前距腓靭帯」の損傷に隠れて …

足首捻挫の応急処置

足首捻挫の応急処置まとめ 一般的な捻挫の処置RICE処置はRest (安静)Ice (冷却)Compression(圧迫)Elevation(挙上)この4つは、超有名です。簡単にいうと「足あげて、冷や …

足首捻挫の神経痛治らない

こんにちは、院長の増田です。今日は足関節の捻挫の神経痛はなおらない理由についてお話いたします。足関節の捻挫後にいつまでも、違和感や痛みが残る痛みが取れない。こういった症状の方おられますよね?それは神経 …