摂津市で骨折後遺症でお困りの方へ
こんにちは、摂津市正雀で開業60年の増田整骨院です。院長の増田です。
この記事で、骨折の後遺症の原因と対処方法をシェアしていきたいと思います。
骨折後遺症になる原因は3つある
以前、私はこんなツイートをしました。
ここにも、書いてあるとおり
後遺症になる原因というのは、1つではありません。複合的な要素が混じり合って最悪の事態になってしまいます。
1つずつ解説していきますね。では、いきましょう。
①リハビリの問題
✔︎リハビリの質が病院によって異なる
担当医や理学療法士によって、リハビリの質や量は異なってきます。これを理解しなくてはなりません。整骨院、整体院にしても同じです。
特に病院は、数百人規模の患者さんを診察していきます。ある程度の時間の制約が存在しています。そして、あなたもその中の一人です。
つまり、言い換えると
良いリハビリを受けられるかはわからない
ということになります。これが、非常に問題です。
例えば、摂津市で骨折します。そこで、近くの緊急病院に運ばれてしまった場合
「診察した先生」と「転医先の先生」で情報が共有できていないこともあります。こうなると、やっかいです。
ここで、骨折後遺症の第一関門があります。そして、次は固定の問題です。
②固定期間の問題
✔︎関節拘縮が起きる
一般的には、骨折では固定は長期間に渡ります。
例えば、2〜3ヶ月のギブス固定になります。
ここで問題となるのが「関節拘縮」です。
関節拘縮とは、ギブスで関節を固めることにより、関節が不動化し、固まってしまうことをいいます。この拘縮を治療する行為を「リハビリ」と呼びます。
そして、固定期間は次の要素に影響をうけます。
・痛みの具合
・骨癒合程度
・担当医の判断
ギブス固定期間に関しては、複合的要素が関係しているわけです。
例えば、これは当たり前の話しで
骨のくっつく速度が早い人、遅い人
痛みをかんじにくい人、感じやすい人
もちろん、「個人差」がありますよね。
ですので、人によっては固定期間の延長のリスクもあります。
この場合には、関節の拘縮の度合いは強くなります。
関節拘縮とは、人によって具合が違うということが理解できたと思います。
そして、最後ですね。コミニュケーションの問題です。
コミュニケーションの問題
✔︎医療者の説明不足が、後遺症を引き起こすことがあります。
後遺症では、crps(複合性局所疼痛症候群)
などは、自律神経との関係性が論文で上がっています。
例えば、
・説明もなしに固定をつけられた
・高圧的な態度で診療された
・精神的な問題と片付けられた
ストレスが起こると、自律神経の変調をきたします。
自律神経は、血管の拡張や収縮を司っています。
これにより、異常な発汗、疼痛、寒気などが引き起こされ後遺症に発展する場合があります。はじめに述べた、crpsなどの類です。
やるべきこと
あなたが、適切なリハビリや指導を受けられていない可能性があると改善は難しいでしょう。
時間経過と共に、改善することが困難になっていきます。
ただ一人で悩んでいても、問題は解決はしません。
医療の影響を受けている複雑な問題でもあります。
今あなたができることは、外傷のリハビリに詳しい先生に相談することです。
骨折のリハビリや骨折後の後遺症のリハビリを担当してくれるところは、全国的にあまり多くはないでしょう。
もし、あなたの地域に相談できるところがなければ、増田整骨院へご相談ください。アドバイスだけでもさせていただきます。開業60年の外傷の知識があなたの後遺症のお役に立てれば幸いです。