足首捻挫がなぜ治らないのか?
原因が2つあります。
1つ目は
「リハビリ不足」
みなさんは、足関節捻挫が治癒する期間をご存知ですか?
通常で「2週間〜3週間程度」と言われています。
この期間の間には「急性期、亜急性期、慢性期」の3つのステージがあります。
これらは炎症のステージを急性期から順番に表しています。
例えるなら、大火事→中火事→ボヤ程度ですね(笑)
「急性期から亜急性期」に腫れが残存してしまうと、「慢性的」な痛みになるんですね。もちろん、自然治癒するケースもあります。
現代医学では急性期は固定し、安静にすることが基本です。
これは、どんだけ有名なドクターでもそうです。
しかし、伝統的な「骨つぎ治療」では、急性期から処置します。
そして、ずっと管理して患部を処置します。
徹底的な管理です。これが最速に治ります。
なぜなら余分な腫れを散らし、再吸収させること。
これが、後遺症を残さないために必須だからです。
実は、海外のトップ選手は急性期から治療を受けている人も多いです。
残念なことですが、急性期からこの国では「事なかれ主義」です。
積極的に治すこともなく、「将来の後遺症」のことなど考えてはいません。
言い換えると、「リハビリに向けての処置不足」という言い方になります。
2つ目は
「複合損傷だった場合」
捻挫が治りにくい場合は、次のケースがあります。
骨挫傷やリスフラン関節、ショパール関節などの捻挫です。
これらが見逃されている場合があります。
なぜかといいますと、「レントゲンのみの診断」が多いからです。
捻挫だけでは、MRIを取るようなところはなかなかありません。
そして、「腱脱臼」などは腫脹にかくれてしまっています。
後から所見として、出てくる場合があります。
まとめ
「足首捻挫は治りにくい」と思われています。
見逃しやリハビリが背景として存在しています。
捻挫といっても、されど捻挫です。
捻挫をみれない、この国の現状にうんざりします。
現在、お悩みなどあればLINE@にて相談してみて下さい。